全米プロ15位タイ発進 松山英樹メジャーV“適齢期”は今か
一方、同2位のジョーダン・スピースは9試合目(4年目)、27位のルイ・ウーストハイゼンも9試合目(8年目)と早い。
もっともコースとの相性もある。
「マスターズ以外のメジャーは、毎年開催コースが変わるので、いつ自分のプレースタイルにあったコースに出合えるか分からない」と松山は語っており、今週の会場とは相性が良くないと語り、メジャー優勝の不安材料になるかもしれない。
メジャー18勝のジャック・ニクラスの初優勝は10試合目。タイガー・ウッズは7試合目だった。
松山のメジャー出場はアマ時代を含めて今回の全米プロで21試合目(プロ5年目)だ。
ちなみに同7位のジェイソン・デイもメジャー21試合目の全米プロで初勝利(プロ10年目)を飾っているが、それまでに2位3回を含むトップ10入り9回と経験を積んでいる。
松山(同3位)の過去メジャー20試合は、2位1回でトップ10入りは6回だけ。タイトルを獲得するには経験不足は否めないかもしれない。
初日トップは4アンダーのT・オルセンとK・キスナー。日本勢は谷原秀人(38)、小平智(27)がイーブンパー25位、池田勇太(31)が1オーバー33位。
(ゴルフライター・吉川英三郎)