パットに悩む松山 マレットパターへの「浮気」は吉か凶か

公開日: 更新日:

【WGCブリヂストン招待】

 今大会、松山英樹(25)がピンタイプのエースパターを封印し、マレットパターを使って注目されている。

 広大な米国はゴルフ場によって芝質が異なり、グリーン上のタッチも試合ごとに変わる。パットにやや難のある松山にとってマレットタイプに変えたことがどうプレーに影響するのか。マレット型はピン型より慣性モーメントが高く、直進性に優れているため強めにヒットできる。芝目がきつかったり、降雨でボールの転がりが遅く、重いグリーンに向いている。

 プロ、アマ問わず、「浮気」して違うパターを使った後、エースパターに戻すとパッティングの感覚が冴えるメリットがあるという。

 翌週の全米プロでどのパターを使うのか? 松山本人はまだ決めてはいないだろうが、マレットタイプからピン型に戻すことは必ずしも悪いことではない。雨天のこの日とは対極の高速グリーンならなおさらだ。

 パッティングはスコアに直結するだけに、ファンにとっては気になるところだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…