2週連続で最終日が…トーナメントの中止は誰が決めるのか
ゴルフベストシーズンの10月の週末に、2週続けて日本列島を襲った台風21号、22号は業界にも大きな爪痕を残した。
書き入れ時にゴルフ場はキャンセルによる収入ダウンだけにとどまらず、河川敷コースは冠水による復旧作業で長期休業を余儀なくされているところもある。
そしてゴルフトーナメントもダメージを受けた。男子プロはブリヂストンオープン、マイナビABC選手権。女子プロのマスターズGCレディース、三菱電機レディス。4試合とも最終日が中止となる、史上初めてのことだった。
トーナメント中止は誰が決定するのか。
三菱電機レディスの最終日中止について日本女子プロゴルフ協会(LPGA)広報担当に聞いた。
「主催者とLPGAが協議して決めます。ただし最終的には主催者である広告代理店のアサツーディ・ケイに決定権があります」(広報)
大会中止決定には天気予報やコースコンディションを見ながら決断するが、多くのギャラリーが来場するゴルフトーナメントだけに悩ましいところだ。