有村智恵もシード危機 来季ツアーから消えそうな女子は誰
今季女子ツアーも残り4試合。今週のTOTOジャパンクラシックと最終戦のツアー選手権リコーカップは出場選手が限られ、来季シード権の争奪戦も2試合(伊藤園、大王製紙)で決まる。
女子ツアーは試合数増とともにシード枠50位までの獲得賞金が年々アップ。10年前は1576万円、5年前は1717万円がシード当確ラインだったが、今年は現在50位の酒井美紀が2107万円。2000万円稼いでもシードに手が届かなくなっている。
ツアー13勝を挙げて米ツアーに挑戦した有村智恵(29)は賞金ランク54位(1884万円)だ。
「米ツアーから逃げるように日本に帰ってきて、モチベーションが保たれているのか疑問です。練習ラウンドなどでも取り巻きが減って、寂しい姿が目立つ。ツヨカワと呼ばれた時のオーラがまったく見えません」(ツアー記者)
■松森彩夏は米プロテスト挑戦も取りやめ
美人プロでは昨季初優勝した松森彩夏(23)もピンチ。シーズン中に古傷の左手親指をケガしたこともあって低迷している。ここ4戦連続を含む予選落ちが12回で賞金ランク64位(1531万円)。宣言していた米ツアープロテスト挑戦も取りやめた。