Vキムに1打及ばず 池田勇太に「数字以上の実力差」と苦言
【HEIWA・PGM選手権】
「いろんなコースを経験して、集中力を切らさないことが勝利につながった」
今季3勝目を挙げて優勝賞金4000万円を獲得し、賞金ランク4位から首位に躍り出たチャン・キム(米・27)だ。
最終日は天候が穏やかだった2組目スタート(8時20分)の宮本勝昌(45)が63をマークするなど、アンダーパーで回った選手は22人もいて平均スコアは72.066。
ところが前日は最大瞬間風速17メートルという強い雨風のなかでアンダーパーは1人だけ。平均スコアは76.639と大荒れだった。宮本も3日目には79を叩いている。
その3日目にキムは72、1打差2位に終わった池田勇太(31)は76。
■天候でスコアが左右されるようでは…
この日は最終18番で池田が1メートルのバーディーパットを外して「あれが入らなければ話にならない」と振り返ったが、前日の76のほうがよっぽど「話にならない」。それに気付かないのが池田のレベルを物語っている。