オフ合宿の成果なし 最下位発進の堀琴音は自信喪失が心配
この日の堀はドライバー飛距離225ヤードで、フェアウエーキープ率は50%。パーオンしたのは7ホールだけ。イン発進の前半は10番から3連続ボギーとつまずいて40。後半も立て直すこともできずに42とメタメタだったのだ。
「6アンダーで4選手が並んだトップグループには米ツアーの飛ばし屋で知られるL・トンプソンがいて、初日のドライバー飛距離は259ヤード。また地元タイ出身のモリヤ・ジュタヌガーンは、堀とまったく同じ身長163センチですが、267ヤードも飛ばしていた。プロはバーディーが良薬といわれていますが、堀のバーディーは1つだけ。オフに取り組んできたものが生かされず、不安を抱えることになる。自信をつけるための米ツアー出場が裏目に出てしまう」(前出のツアー記者)
今大会は予選落ちがないだけに、残り3日間は力不足を痛感するばかりだろう。