横峯さくら2位発進も 父・良郎氏が見抜いた危ういパター
【ヨコハマタイヤ PRGRレディス】
日本ツアーの出場資格がない横峯さくら(32)。29位に終わった前週の開幕戦に続き、今週も主催者推薦で出場した。
初日は4バーディー、2ボギーの70で回り、首位と1打差の2位タイにつけた。
「凡ミスがあってもったいないところもあったけど、アンダーで回れてよかった。ショットに関しては今取り組んでいることが出来たり、出来なかったりでよくなかったけど、パッティングに救われた」(横峯)
さくらは結婚してから、親娘関係が疎遠になっているが、娘のことはゴルフを始めたときから見ている父・良郎氏が一番よく知っている。
好スタートはどうしてか?
「今日は上りのパットが少なかったからでしょう」と良郎氏がこう続ける。
「さくらはゴルフを始めた小学校6年生の時からパターイップスだった。原因は最初に使った道具にあるけれど、上り2・5メートルのパットが下手したら50センチも残る。それを入れるからイップスが目立たなかった。しかし、下りのパットは天才。だから日本ツアーで23勝もできて、賞金女王にもなった。米女子ツアーに参戦してイップスが出て勝てなかった。さくらのイップスの対処法は私がよく知っている」