スウェーデンW杯決勝T行き後押し 女性大臣ユニ姿が急拡散
24日に行われたサッカーW杯、グループFのドイツ対スウェーデンの試合。
後半、スウェーデンのMFジミー・ドゥルマズ(29)が、ドイツのFWティモ・ヴェルナー(22)をファールで倒してしまい、フリーキックを与えてしまった。それが決勝点となり、スウェーデンは2-1で痛恨の敗北を喫してしまった。
BBC(28日付電子版)によると、試合後、ドゥルマズのインスタグラムには批判が殺到。“戦犯”扱いはもちろんのこと、彼の両親がトルコの少数民族アッシリア人で移民であることから、人種差別的な罵詈雑言、果ては殺人予告まで現れた。
ドゥルマズは「私を脅迫したり、テロリスト呼ばわりするのは、いくらなんでもやりすぎだ。私はスウェーデン代表であることに誇りを持っているし、人種差別主義者たちにこの誇りを傷つけることはできない。みんな、人種差別は拒絶すべきだ」とコメントを発表した。
当初は批判一色だったが、2日ほどたつと、今度は批判や人種差別に対する批判がネットで広がり始めた。SNSでは、「#viarsverige(私たちはスウェーデン人だ)」のハッシュタグと共に、ドゥルマズ擁護と人種差別反対の書き込みが拡散。