チャリティーゴルフで社会貢献 人気絶頂女子プロの“本音”
やる気がないのか、それとも知恵がないのか。
女子ゴルフのニトリレディス(8月27日開幕=小樽CC)の主催者と日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は3日、無観客での開催決定を発表した。今大会に限り、賞金総額1億円が2億円(優勝3600万円)に倍増される。
コロナ禍により国内女子ツアーはここまで21大会中20試合が中止。開催されたのは6月末の「アース・モンダミンカップ」だけだ。8月14日開幕の「NEC軽井沢72ゴルフ」も無観客での開催が予定されているが、大手スポンサーがつかない選手たちは「職場」を失い悲鳴を上げている。高額賞金の大会が行われることはうれしい限りだろう。
そんな状況下でも、社会に貢献している女子プロもいる。くしくもこの日から「ISPS HANDA 医療従事者応援!! チャリティレディーストーナメント」(3、4日)が伊豆大仁CCでギャラリー(無料)を入れて行われている。賞金総額は3000万円(優勝600万円)。出場するプロは獲得賞金の全額~5分の1を地域医療センターへ寄付することになっている。