河本4位で米ツアー自己最高 強メンタルは“シブコ超え”の評
【ドライブオン選手権】
首位と2打差、3アンダー4位タイと米女子ツアー初優勝に絶好のポジションから発進した河本結(21)。最終日は1番、2番連続バーディーと好スタートを切ったが、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り順位は変わらず4位フィニッシュ。
ルーキーイヤー4戦目で1月のゲインブリッジ8位に次ぐ今季2度目のトップ10入りを決め、自己ベストを更新した。同じ黄金世代の畑岡奈紗(21)、渋野日向子(21)に次ぐ3人目の米ツアー優勝はお預けになった。
2018年プロテストに合格し、同年ステップアップツアー4勝で下部賞金女王。19年レギュラーツアー前半戦の出場権を獲得して4戦目の「アクサレディス」で初優勝と急成長した。2カ月後の「リゾートトラストレディス」では、プレーオフ進出に2打及ばず3位。ホールアウト後は「自分に負けて悔しい」と、18番グリーン脇でそれこそじだんだを踏み悔しさを爆発させた。
昨季はアクサの1勝のみ(賞金ランク6位)。「米ツアー挑戦は気が早いのでは」という声もあったが、QT挑戦に迷いはなかった。