高み目指しスイング改造も…結果が出ないと焦りにつながる
私もスランプに陥った時はジャンボさんのところに行き、一から出直そうと、体づくり、スイング理論を学びました。年齢とともに筋力が衰え、自分では体を回しているつもりでもトップ位置が低かったり、ボールを打つ体勢が整っていませんでした。
試合で生じたズレを練習で徹底的に修正するのですが、それはつまり基本に戻るということです。
試合の映像を見るとよくわかりますが、歩き方が猫背になったり、ショットもスクエアではなく向きが微妙にズレています。
スイングに悩んだ時は、ターゲットに対してスクエアに戻ることが大事です。クラブを振って違和感があるうちはズレがあります。選手によってスイングプレーンは違いますが、負担を少なくすることにまず取り組むべきでしょう。
■勇気を与えてくれた47歳ウェストウッド
米ツアーでは47歳のリー・ウェストウッドが「アーノルド・パーマー選手権」「プレーヤーズ選手権」と2週続けて大きな大会で2位と大活躍でした。