“本命”デシャンボー痛恨の「第1打」…60位Tで予選落ち危機
【マスターズ】第1日
注目の飛ばし屋が大荒れだった。圧倒的な飛距離で昨年の全米オープンを圧勝したB・デシャンボー(27)。ツアーでは400ヤード超のビッグドライブを見せることもあるが、初日は飛距離(今季1位320・8ヤード)がアドバンテージにならなかった。3番パー4(350ヤード)はドライバーでグリーン左手前まで運んだがバーディーが取れず、4番パー3(240ヤード)の第1打はアイアンでグリーンオーバー。第2打は林の中でクラブが振れず3メートル前に出すだけ。3打目以降は寄らず入らずのダブルボギー。5番、8番は第1打を右に曲げてボギー。後半は15番で初バーディーを奪うも76。4オーバー60位タイは予選落ちの危機だ。
大会前は、「オーガスタはドライバーのテストではなく、第2打、第3打のテスト」と語っていたが、この日は第1打のミスが痛かった。