松山英樹は3打差6位T 13番イーグルで重苦しい雰囲気を払拭

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【マスターズ】第2日

 松山英樹(29)がこの日初めてニコッとしたのが13番パー5。右ラフから放った第2打はグリーン奥のくぼ地へ。ピンまで14ヤードのアプローチはグリーンまで上り傾斜でカラーの先からピンまではきつい下り傾斜という状況。

 そこで松山はウエッジではなくパターを選択。グリーンに乗ったボールはピンに向かって加速し、勢いよく当たってカップイン。重苦しい空気を吹き飛ばすイーグルで通算4アンダーとした。

 さらに15番もピンまで225ヤードの第2打を右手前5メートルに乗せて2度目のイーグルチャンス。カップの右に外すも難なくバーディー。7アンダー首位のJ・ローズに2打差に迫ったが、16番パー3は手痛い3パットボギー。通算4アンダー6位タイで2日目を終えた。

「なかなか思うようなプレーができなかったが1つ伸ばせてよかった。いい位置で2日間を終えることができた。(優勝の)チャンスはあると思う」(松山)

 この日はティーショットが安定。フェアウエーヒットは11ホール。パーオンも14ホール。平均パット数は初日の1.61より1.78と苦しんだ。スコアが大きく動くといわれる「ムービングサタデー」もパット次第だ。

 今大会は8年連続10回目の出場。過去のベストフィニッシュは2015年の5位。20代最後に優勝を狙える好位置で週末を迎える。

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