LPGAツアーは日没ギリギリまで試合を行う
先週の日本女子ツアー3日間大会(54ホール)は27ホールに短縮されました。現地で雨量やコース状況を見ていないので何とも言えませんが、LPGAツアーなら日没直前の、ギリギリまで試合を行います。もちろん、日曜日までに規定ホール数を消化できない時には月曜日になっても行います。
ただ今年、畑岡奈紗ちゃんが優勝した「マラソン・クラシック」は最終日が大雨のために中止になり、72ホールから54ホールに短縮されました。それにはちゃんとした理由があります。
翌週の「ダウグレートレークスベイ招待」が水曜日から土曜日までの変則開催になっており、翌々週のメジャー「エビアン選手権」に向けて選手が欧州へ移動するためにスケジュールがタイトだったからです。そんなケースでない限り、荒天によるサスペンデッドが続いても、競技短縮はめったにないですね。
私も今年の「ボランティア・オブ・アメリカクラシック」2日目がそうでした。当初13時59分スタートでしたが、雨と雷のため中断が続き、ホテルでずっと待機。メールで連絡が頻繁にきて、結局スタートしたのは19時59分。日没サスペンデッドのため2ホールしか消化できずに、翌日は7時20分から残り16ホールをプレーしました。試合は、そのまま第3ラウンドに突入です。