笹生優花は年間メジャー2勝が射程圏に!全英女子OP首位に2打差5位T好位置で決勝Rへ
【全英女子オープン】第2日
「何がリンクスだ!」
そんな声が聞こえてきそうな穏やかな好天の中、2日目も多くの選手がスコアを伸ばしたが、やや苦戦したのが首位に1打差4位タイ発進の笹生優花(20)だ。この日はショットがブレて、得意のパー5では1バーディー。12番では左に曲げてボギーにしている。それでも71でまとめ、トップタイのG・ホール(25)とは2打差の5位タイ。V圏内をキープしている。
笹生は6月の全米女子オープンを大会史上最年少で制し、3週間後の全米女子プロは21位。フィリピン代表として東京五輪(9位)に出場するため7月のエビアン選手権は欠場。今大会が今季のメジャー最終戦となる。
2000年以降のメジャー優勝者を見ると、K・ウェブやA・ソレンスタム、ヤニ・ツェン、朴仁妃らが年間2勝以上しているが、メジャー初Vで同年に2勝しているのは2019年のコ・ジンヨン(26=ANAとエビアン)だけ。笹生がこの大会に勝てば、コの偉業に並ぶことになる。