古江彩佳2週連続Vで「逆転賞金女王」視野も…国内最終戦が米女子ツアー最終予選会の障壁に
【マスターズGCレディース】最終日
「(それは)考えないようにして、今後も一試合一試合楽しめたらいいです」
通算12アンダーで2週連続優勝(ツアー通算6勝目)を決めた古江彩佳(21)。インタビューの中で、こう語ったのは賞金女王についてだ。
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今大会の優勝賞金は3600万円。賞金ランキング4位だった古江は約1億9239万円で2位に浮上した。約2億1448万円でトップの稲見萌寧(22)は、今大会最終日を腰痛悪化で棄権。追いかける古江は約2208万円差に迫った。「考えない」わけにはいかないだろう。
女子のツアー日程は残り5試合。11月4日開幕のTOTOジャパンクラシックは、今年もコロナ禍で日米ツアー共催が国内単独開催となったが、優勝賞金は3300万円と高額だ。続く伊藤園レディス(同1800万円)と大王製紙エリエールレディス(同)は、昨年古江が連勝している大会。3週連続優勝がかかった国内最終戦のツアー選手権も2打差の2位だった。終盤に相性のいい大会が控えているだけに、逆転の賞金女王は十分にある。