急転直下!古江彩佳の米ツアー最終予選会への挑戦、女子プロ協会の“事情”は気にするべからず
「まったく聞いていませんでしたね」
あるツアー関係者がこう言ったのは、古江彩佳(21)の「受験」のことだ。古江は来季の米女子ツアー出場権をかけた最終予選会(Qスクール)にエントリーしていた。古江はNOBUTA GROUP マスターズGCレディース開幕前日の会見でこう言った。
「(Qスクールに出る)決断理由は、最終予選会にいける資格があったので、それが今しかないかもしれないと思ったので。海外に行けば時差とかもある。いろいろ大変なこともあるので少しでも若い方がいいんじゃないかというイメージで挑戦できたらと思ったからです」
それにしても、急な話だ。渋野日向子(22)は昨年からQスクール挑戦を公言(2020年は中止)していたが、古江は一切口にしていなかった。実際、今季が始まるときには米国行きの考えは「全然なかった」という。
エントリーは米国時間12日の締め切り直前だった。
「古江は身奈が153センチでドライバー飛距離は約230ヤード。260ヤード以上の飛ばし屋がゴロゴロいる米国に挑戦するとは思わなかった。本人も会見で言ってますが、今年は海外メジャーのエビアン4位、全英女子20位で好感触を得て、世界最高峰の舞台で戦いたいと思ったのでしょう」(前出の関係者)