S.ノリスも古江彩佳もパット巧者…スコアメークのカギはショットかパットか
ゴルフは14本のクラブを使い、総合力を競うゲームです。ティーショットが曲がらず、アイアンはグリーンをとらえる。たとえグリーンを外してもピンに寄せて、1パットで決める。どこにも不安がなければ好スコアに直結しますが、それはプロでも簡単ではありません。
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天候やコースの状況は毎日違い、体調も変わります。風が吹けば低めのボールを打つなど、ショットの精度や正確な距離感が求められます。グリーンにビタビタ乗っても、ライン読みやタッチに微妙なズレがあれば1ピン以内でも決められずにイライラが募ります。
スコアメークにはショットが大事か、パットが大事か、という論争は昔からあります。ただ、最後の1、2メートルを決められるか、で優勝が決まることが多いためパットのほうが注目されます。
先週の「日本オープン」に勝ったS.ノリスも、「富士通レディース」優勝の古江彩佳もパット巧者です。平均パット数はノリスが2019年1位、古江は今季1位です。