久保建英も「セットプレー誘うプレー増やせれば」 得点力不足打開へ必要なのは前線の仕掛け

公開日: 更新日:

 元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏は「まさに言い得て妙ですね」とこう続ける。

「久保が言うように、アジアでの戦いは相手がガチガチに引いて守ってくるケースが多いのにセットプレーでの得点がないのは、ボールを持った前線の選手がドリブルなど勝負を仕掛けることが少なく、得点が狙える位置でファウルをもらえないからです。勝負してボールをロストすればカウンターを食らうリスクはあるが、パスを回しているだけでは点は入らない。特に中国戦は3点以上は決めたい試合。前線のFW大迫やMF南野はもっと意識して仕掛けて欲しい。後半に相手が疲れたところでファウルを誘い、久保のフリーキックが使えれば、森保監督にとって重要なオプションになります」

 現在B組2位の日本は、ホームでの2試合で勝ち点6をゲットして同組1位を狙いたい。もし2連戦で3位に転落するようなら、森保監督の解任論が再燃する可能性もある。

 久保が絶妙FKをズバッと決め、正CBの吉田と冨安抜きの不安を吹き飛ばし、指揮官のクビをつなげるか──。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動