久保建英も「セットプレー誘うプレー増やせれば」 得点力不足打開へ必要なのは前線の仕掛け
約4カ月ぶりに日本代表に復帰したMF久保建英(20=マジョルカ)が25日、オンライン取材に応じた。
W杯カタール大会アジア最終予選に臨むサッカー日本代表は、27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦に挑む。右膝のケガから復帰した久保は15日の国王杯・エスパニョール戦で直接フリーキック(FK)を叩き込むなど、調子を上げて帰国。「カップ戦を犠牲にして来ている。コンディションもいい」とヤル気を見せた。
日本はW杯最終予選6試合でわずか5得点。1-0と辛勝に終わった11月のベトナム戦では、13本ものコーナーキックを生かせなかった。いまだセットプレーからの得点がないことが、苦戦続きの大きな要因となっている。
エスパニョール戦の再現を期待される久保は「フリーキックはすごく難しい。トップレベルのフリーキッカーでも、年に何本も決める人はそんなにいない。簡単に入るものじゃないと皆さんも認識した方がいい」とニベもなかったが、それでも「自分たちが主導してセットプレーを誘発するためのプレーを多くつくっていく試合運びができたら」と語った。