日本女子OP通算アンダーパーは2人のみ…女子プロ“バーディー量産コース”慣れの弊害
「スコアの良し悪しがゴルフの面白さではなく、プロならではの技を見せることで試合は盛り上がる。ところが、JLPGAのコース設定はラフやバンカーからでもバーディーが狙え、好スコアを出すことでレベルアップしたと女子プロを勘違いさせているだけです。ゴルフ競技はコースとの闘いであり、やさしい設定では選手のレべルは上がらず、世界基準からどんどん取り残される。パーセーブのマネジメントすらできない女子プロが多く、協会は世界に通用するゴルファーを育てる任務を果たしていない」
国内メジャーと呼ばれる「ワールドレディス」を通算12アンダーで勝った山下美夢有(21)は今大会イーブンパー3位、「日本女子プロ」を同16アンダーで制した川崎春花(19)は同6オーバー15位。バーディーを奪う苦労を痛感したはずだ。