秋山翔吾は強化試合で右足小指骨折も…小久保監督からオランダ戦スタメンを告げられた
秋山翔吾(広島・外野手・34歳)2017年大会出場
2017年大会に出場した秋山翔吾は、右足の第5指骨折をおしてプレーしていた。
3月に入ってすぐ行われた強化試合の阪神戦で死球を受けた。大阪の病院で検査を受けると「打撲」との診断だった。
「それなら治療をすれば、痛みは落ち着くだろうと思っていました」
東京での1次ラウンド3試合はベンチスタート。しかし、なかなか痛みが引かない。「これはおかしい」と東京の病院で再検査を受診。なんと骨にヒビが入っていた。
■「60%の力なら走れます」
「フル出場する立場だったら『無理です』と離脱していたかもしれません。その時はまだレギュラーじゃなかったので、途中出場の控えとしてなら、なんとかなる、と。動ける範囲の痛みでしたから。小久保裕紀監督(現ソフトバンク二軍監督)にも『ヒビが入っている』と報告が行き、宿舎ホテルの監督の部屋に呼ばれ、状況を説明。『足はどんな感じだ?大丈夫なのか?』と言われたので『60%の力でなら走れます。僕は帯同していきたいですが判断はお任せします』と。それなら帰れ、と言われたら仕方ないと思っていました」