渋野日向子に未曾有の危機…昨季以上に精神的ダメージ大きい「5戦連続予選落ち」

公開日: 更新日:

 米女子ツアー「Tモバイルマッチプレー」2日目、通算10オーバー68位で姿を消した渋野日向子(25)は、4大会連続の予選落ちとなった。

 4日間プレーして1オーバー69位だった初戦のホンダLPGAタイランドは予選落ちのない大会だったが、71人中オーバーパーはわずか3人で、渋野は下から3番目。予選落ち同然の結果だった。

 渋野の“5大会連続”というのは、今回が初めてはない。昨季も国内ツアーのブリヂストン女子、宮里藍サントリー女子、米国に戻っての全米女子プロ、全米女子オープン、Danaオープンの「5大会連続予選落ち」がある。

「でも、昨年と今年とでは本人の受け止め方はまるで違いますよ」と、プロキャディがこう語る。

「昨年は春先に左手親指を痛めて、サントリー女子ではインターロッキングのグリップを野球のバットを握るようなベースボールグリップに変えてみんなを驚かせた。そんな状態で海外メジャーを戦えるはずもなく、5大会連続の予選落ちは本人も納得できたはずです。ある意味、自分に言い訳ができた。今は辻村(明志)コーチの元でスイングの修正中とはいえ、クラブはしっかり振れている。それでも毎回カットラインを気にしてばかりで結果が伴わず、シード復帰を目指す立場で、今も(CME)ポイントなしというのも大誤算でしょう。こんな状態が続けばメンタルへの影響が心配です。イップスなど、良くない形で出なければいいのですが」

 18日開幕のシェブロン選手権も厳しい戦いが予想される。シブコスマイルはいつ戻るのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  2. 2

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  3. 3

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  4. 4

    デーブ大久保さん(1)初ラウンドで100切りしたのに…フルセットを池に投げ込むほどゴルフ嫌いに

  5. 5

    森末慎二さん(1)前の組のおじさんのジョークにカチンときて、1年でシングルになりました

  1. 6

    協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱

  2. 7

    さとう宗幸さん(1)「青葉城恋唄」の1年後、仙台のゴルフ倶楽部のメンバーになってハマっていった

  3. 8

    小平智と古閑美保の離婚ウラで囁かれる…“本命”人気男子プロの離婚情報

  4. 9

    渋野日向子は大丈夫?「国内大会で予選落ち→米ツアーで不振」の“負のループ”にファンやきもき

  5. 10

    ゴルフ界の“ビジュアルクイーン”臼井麗香がコース新「63」の大爆発!前夜祭では「悩殺衣装」披露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  5. 5

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  1. 6

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 7

    テレ朝の名物社員「ナスD」パワハラ&経費不適切使用→懲戒処分が示したテレビのヤバイ昭和体質

  3. 8

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 9

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  5. 10

    兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…維新・吉村代表に問われる「製造責任」