女子プロの所属契約にまで協会が口出し…昨年末に全会員へ送り付けた文書の衝撃の中身

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 この文書に、多くの選手が不安を感じ、「どうすればいいんですか?」と所属先に問い合わせが殺到、今年になって所属先が変わったプロが何人かいる。女子プロのある所属先は、「法的にも問題がある。10億円を出しても協会と裁判をする」と言ったとも伝えられる。

■「まともな交渉ができない」

「女子プロは協会の会員ではあるが、一人一人が個人事業主であり、協会所属ではありません。女子プロは所属先とスポンサー契約を結び、対価(契約金)を手にして転戦費用など活動資金に充てます。もちろん女子プロも契約できる企業かはマネジメント会社と相談しており、違法な企業との接点はありません。第一、協会が女子プロに契約金を払うわけではなく、そもそも女子プロの所属契約に口を挟むことはできないのです」(ツアー記者)

 この件について、あるゴルフジャーナリストが協会に「どういう経緯で制定したのか」と何項目かの質問状を送ったが、いずれも「回答を差し控える」と開示しなかった。

 こうした協会の不誠実な対応に多くの関係者が危機感を持っている。

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