渋野日向子が初日4ホール目で涙の途中棄権 左足付け根に異常…次戦の全英女子に暗雲
【ISPS HANDA スコティシュ女子オープン】第1日
リンクス特有の強い風と激しい雨によりスタートが約1時間遅れ、その後、再び悪天候で中断するなど波乱の幕開けとなった初日。渋野日向子(25)が体調不良で途中棄権した。
14番パー5の第1打だった。ドライバーを強振するとフィニッシュで右手を離し、突然泣き出した。大会を放送するWOWOWの映像では、同伴競技者に棄権すると伝え、その後はトレーナーが左足付け根あたりの状態を確認。迎えのカートでクラブハウスに引き揚げた。
この日は10番パー4から発進。ティーイングエリアでギャラリーに紹介されると笑顔を見せていたが、ドライバーで第1打を放つと首をひねり、渋い表情を見せていた。このホールは4メートルのバーディーパットを外し、続く11番パー3はピン左1メートルにつけてバーディー。12番パー4は第1打のフィニッシュ時に右手を離し、やや左へ曲げた。第2打はグリーンに乗らず、アプローチはピン奥5メートルへ。このパーパットを外す。
ここまで表情は冴えず、おそらく左足付け根に痛みか違和感があったのだろう。13番パー4は第1打がフェアウエーの水たまりに入り、救済を受けての第2打はグリーン手前のクリークに落としダブルボギー。通算2オーバーで迎えた14番で涙のギブアップとなった。当時は曇り。気温15度、湿度80%、風速7メートルだった。