渋野日向子はこのまま終わるのか? 今季残り4試合…最終戦「ツアー選手権」すらいよいよ危うく
このまま終わるのか。
米女子ツアーは17日から、韓国のソウォン・バレーCC(6680ヤード・パー72)でBMW女子選手権が開幕する。日本勢は、前週優勝を争った西郷真央(23)に、国内大会で惜敗した古江彩佳(24)の他に、笹生優花(23)、西村優菜(24)、勝みなみ(26)が出場。渋野日向子(25)は開幕前日、大会側に体調不良を申し入れ欠場となった。
その渋野だが、最近はとんと名前を聞かなくなった。故障でツアーを欠場していたわけではない。中国・上海で行われた先週の大会は59位。9月の2試合は予選落ちと61位に終わった。こんな成績ではメディアも大きく取り上げようがないからだ。
今季序盤は4戦連続で予選落ち。5月の「みずほアメリカズ・オープン」までの9試合で予選落ち6回と苦しんだ。全米女子オープン前も2試合連続予選落ちでポイントランキングは138位と低迷していた。
ところが、次戦の「全米女子オープン」で優勝した笹生とワンツーフィニッシュ。ランキングは一気に32位に浮上し、来季のシードを手中にした。3試合後の全米女子プロでも7位と健闘。メジャー2大会でベスト10入りし、その後の活躍が期待されたものの、好調は続かず、以降はまったく見せ場がない。