古江彩佳「日本人初のビッグタイトル」へ“事実上の首位” 残り3試合で背後に「0.01」差の強力ライバル
今季の米女子ツアーも残り3試合。日本時間7日開幕のロッテ選手権(ハワイ州・ホアカレイCC=6536ヤード・パー72)には、古江彩佳(24)、西郷真央(23)、畑岡奈紗(25)、渋野日向子(25)ら、9人の日本勢が参戦する。
ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いでトップに立つ西郷はこのまま逃げ切りたいところだが、それは古江も同じだろう。平均ストロークのランキングを見ると、トップはJ・ティティクル(69.54)、2位はN・コルダ(69.92)。70.03の古江は3位につけているのだ。
平均ストロークはプロが最も重視するスタッツで、年間1位には名誉ある「ベアトロフィー」が贈られる。過去、日本選手で獲得した者はいない。
数字上、残り3試合で古江がトップに立つのは難しいが、この「ベアトロフィー」は、「年間70ラウンド以上のプレー」などの条件があり、ティティクルとコルダはこの条件をクリアできない。古江にはメジャーのエビアン選手権Vに次ぐビッグタイトルが目の前にぶら下がっているのだ。