日本代表森保監督の「欧州移住計画」にJが大ブーイング! コーチ陣への不平不満にまで飛び火
日本代表を率いる森保一監督(56)の「(欧州でプレーする)日本人選手が多くなる中、私自身もヨーロッパに居住することを考えている」との発言が、Jリーグで大きな波紋を呼んでいる。
1月31日からの欧州視察でドイツ、オランダ、イングランドなど5カ国・地域を訪問。滞在17日間で16試合を観戦する強行軍だった。
「これまでも欧州視察のたびに疲労困憊になっていた森保監督の負担を軽減するため、サッカー協会の関係者が欧州居住プランを提案。森保さんも了承したという流れです」(サッカー関係者)
これにJリーグ各クラブの関係者が不満タラタラともっぱらなのだ。
「日本代表の欧州組比率は森保監督体制後にグングン上がり、今は9割が欧州組となっている。それでも森保さんは週末ごとにJリーグの視察に訪れており、これがJリーガーには大きなモチベーションアップとなっている。それが欧州居住となれば、指揮官に代表入りをアピールする機会が減る。特に国内若手組は『とにかく欧州に!』と海外挑戦志向がより強まる。Jの空洞化が進み、人気低落は避けられなくなる、という懸念が生じているのです。移籍先が欧州5大リーグなら『欧州の第一線で頑張ってこい!』と背中を叩いて送り出せるが、ベルギー、オーストリア、スイスなど欧州2番手グループ国に移籍するケースも多く、さらにレベルの低い東欧諸国に移籍する選手もいる。森保さんの欧州居住に反対する声はJに少なくないのです」(同)