西武1位・武内夏暉 3球団が競合したMAX153キロ“大学ナンバーワン左腕”の原点

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武内夏暉(西武1位・投手・国学院大・22歳)

「夏暉という名前はお姉ちゃんがつけてくれました。まだ男の子か女の子かわからなかった時に、お姉ちゃんがこの子の名前は『なつき』がいいと。それなら男の子でも女の子でもいいし、夏に生まれて、お姉ちゃんも名前に『夏』がついているのでちょうどいいなと思って。『暉』の字は字画を見て決めました」

 珍しい漢字を用いた名前の由来を話すのは、母の由利江さん(52)だ。

 福岡県北九州市に生まれ育つ。サラリーマンの父・修二さん(57)、専業主婦の由利江さん、4歳上の姉、祖母の5人家族。

 修二さんに目立ったスポーツ歴はないが、由利江さんは中学時に軟式テニスの県大会で3位になったこともあり、足も速く陸上部から熱心に勧誘を受けていたという。

 185センチ、90キロと体格に恵まれた武内。由利江さんが言う。

「小さい時はとにかくよく寝かせるようにしていました。夕方にはお風呂に入れて夜は8時半までには布団に。食事も肉、野菜、魚、果物とバランスよく食べさせました。小さいころから背の順は一番後ろでした」

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