今年のドラフトは大学生・社会人が豊作といわれるが…そんな時こそ高校生が狙い目な理由

公開日: 更新日:

 今年は大学生・社会人投手が例年になく豊作といわれる。ドラフト上位指名の大半は彼らで埋まると、もっぱらだ。

 大学4年と社会人の投手で、直球の最速150キロをマークする選手は100人超。153キロ以上に絞っても、確認できる限りで31人(左腕5人)もいる。

【写真】この記事の関連写真を見る(13枚)

 各球団がこぞって大学、社会人に群がりそうなら、こういうときこそ高校生に目を向けるべきではないか。

 セ・リーグのあるスカウトがこう言うのだ。 

「ウチもチーム事情があるから大卒組を指名することになりそうですが、個人的には高校生が狙い目ではないかと。近頃は『大卒=即戦力』とは言い切れなくなってきています。ルーキーイヤーから大活躍する大卒ドラフト上位選手は年に1人いるかいないか。しかも、コロナ直撃世代ということもあり、とにかく体力がない。どうせ戦力になるまで数年かかるのなら、ポテンシャルを秘めた有望な高校生を一本釣りしてじっくり育てる方が、ゆくゆく戦力になる確率も高いと思う」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造