ENEOS度会隆輝が株急騰! 佐々木麟太郎プロ断念で野手ドラフト候補では最上位評価に
同じ左打者として気にならないはずがない。
花巻東の佐々木麟太郎(3年=右投げ左打ち)が米留学を表明した10日、DeNAとの練習試合(横浜スタジアム)に出場した今秋ドラフト上位候補の度会隆輝(21=右投げ左打ち/ENEOS)である。
この日は定位置の外野ではなく、「1番・三塁」でスタメン出場。7打数1安打1打点ながら、DeNAのリリーフ伊勢から左中間二塁打を放ち、ネット裏のスカウトにアピールした。
二塁手だった横浜高時代は指名漏れの憂き目に遭ったが、ENEOSでは外野手に転向。かねて評価が高い打撃に加え、課題の守備も成長した。
「麟太郎とはタイプが違うが、麟太郎がプロ入りを断念したことで、野手では最上位の評価。今年は投手が豊作ですが、間違いなく2位までには消えますし、1位指名もあるでしょう」とは、セ球団のスカウトだ。