高校野球
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野球U18W杯「投手力と小技」で初の世界一 馬淵監督が携帯電話の向こうで嘆いていたこと
台湾で行われていたU18W杯で、馬淵史郎監督(明徳義塾)率いる高校日本代表が、初優勝を飾った。 10日の台湾との決勝では、エースの前田悠伍(大阪桐蔭)がキレのいいチェンジアップなどを駆使して完投した。牽制やクイックのレベル...
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今年のドラフトは大学生・社会人が豊作といわれるが…そんな時こそ高校生が狙い目な理由
今年は大学生・社会人投手が例年になく豊作といわれる。ドラフト上位指名の大半は彼らで埋まると、もっぱらだ。 大学4年と社会人の投手で、直球の最速150キロをマークする選手は100人超。153キロ以上に絞っても、確認できる限りで...
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U18野球W杯世界一メンバー20人の全進路が判明!大阪桐蔭・前田悠伍はプロ、丸田湊斗は慶大へ
U18野球W杯史上初の優勝を決め、世界一を達成した高校日本代表。11日に凱旋帰国したエリートたちの進路がこの日までに判明した。 ■プロ入り希望は7人か… プロ入りを希望しているのは、日本のエースとして大活躍した前田悠伍...
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千葉県秋季大会の初戦は「苦戦する」とみた新チームの行く先を占う戦いになる
9月の半ばに差しかかり、夜はだいぶ涼しくなってきました。 目の前に迫っているのは千葉県の秋季大会です。以前、このコラムに「引退する3年生が強かっただけに、下級生は実戦経験不足。新チームづくりは苦戦するかもしれない」と書きまし...
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プロが気にする大阪桐蔭・前田悠伍の古傷と肩肘…U18W杯フル回転で史上初の世界一に貢献
馬淵野球が炸裂した。 10日の台湾との決勝戦。0-1の四回、スモールベースボールを掲げる馬淵史郎監督(67=明徳義塾)は無死一塁から犠打を指示して1死二塁とすると、続く丸田(慶応)は馬淵監督に直訴してセーフティーバントを決め...
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阪神ドラ1指名にグラリ? 前田悠伍がU18野球W杯で好投、佐々木麟太郎と“一騎打ち”の様相
台湾でU18W杯を戦っている日本が8日、プエルトリコに10-0の五回コールド勝ちで決勝進出を決めた。 先発した東恩納蒼(沖縄尚学)が5回を完全投球。10日に行われる地元・台湾との決勝の先発は、馬淵史郎監督(67=明徳義塾監督...
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U18野球W杯のネット裏にスカウトがほとんどいないナゼ…日本は悲願の世界一へ前進なのに
アメリカと韓国に勝っても、国内の盛り上がりはいまひとつだ。 7日のU18野球W杯スーパーラウンド初戦。日本代表は韓国を7-1で撃破した。韓国はダブルヘッダーという不利な条件ではあったが、勝ちは勝ち。エースの前田悠伍(大阪桐蔭...
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甲子園V“美白王子”慶応・丸田湊斗「結構疲れてます」…U18W杯での燃え尽きにメディア悲鳴
「たしかに勝ってはいるんですが…」 昨5日のオランダ戦は0-1で敗れたものの、1次リーグを突破した高校日本代表。しかし、テレビ関係者は苦笑いを浮かべてこう言う。 「今大会は花巻東の佐々木麟太郎がメンバーから外れたことで、...
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教え子・横山陸人は「マウンド上の心意気」がすごかった…19年ドラフト4位でロッテ入団
今回は趣向を変えて、プロで活躍する教え子の話をします。 春に世界一を取ったWBCの熱狂のまま突入した今季のプロ野球。私が特に注目していたのが、専大松戸から2019年ドラフト4位でロッテに入団した右腕・横山陸人(22)です。 ...
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野球U18W杯・馬淵監督の“秘蔵っ子”寺地隆成の正体…米国戦で「打のヒーロー」に
投のヒーローが5回3分の2を4安打無失点の前田悠伍(大阪桐蔭)なら、打のヒーローは寺地隆成(明徳義塾)だ。 3日に行われたU18野球W杯の米国戦。寺地は「1番・一塁」でスタメン出場、初回に右前打で先制の口火を切ると、3点リー...
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慶応107年ぶり優勝で物議を醸したが…甲子園の大声援には対処法がある
8月23日に行われた夏の甲子園決勝で、慶応(神奈川)が大会連覇を狙った仙台育英(宮城)に勝って107年ぶりの優勝を決めた。センバツでは初戦で当たって敗れたが、勢いがついた決勝まで顔を合わせなかったのは、慶応にはいいクジ運だったといえ...
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野球U18W杯日本代表は初戦スペインに快勝も…悲願の初優勝に立ちはだかる台風禍
1日のスペインとの初戦を10-0の六回コールドで快勝した高校日本代表だが、気を抜くわけにはいかない。 31回目の開催となる本大会で日本は優勝回数ゼロ。チームの指揮を執る馬淵史郎監督(67)は「海外の選手はパワーが全然違う。ス...
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“美白王子”丸田湊斗に早くも阪神らプロが熱視線! 背景に「家庭の事情」と「慶応ブランド」
プロもその存在を無視できないようだ。 9月1日、U18高校日本代表W杯(台湾)のスペイン戦に「3番・中堅」でスタメン出場し、2打数1安打1打点、1盗塁1犠打と活躍した“美白王子”こと丸田湊斗(慶応)である。 丸田は今...
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とにかく、慶應が優勝し、なにかが大きく変わる予感。
『慶應だからお洒落な子が多いから、(坊主)嫌がってるだけだと思うけど、丸刈りだから言うこと聞くじゃないですか、服従して。だんだんアメリカみたいに個人主義になっていって、ポシャりますよ高校野球の良さが』(デーブ・スペクター・タレント) ...
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U18日本代表は前田悠伍だけじゃない 甲子園不出場の逸材右腕にプロが熱視線!武器と課題は
U18日本代表で今秋ドラフト1位候補の大阪桐蔭の前田悠伍(3年)とともに、スカウトが注目しているのが霞ヶ浦の右腕・木村優人(3年)だ。 28日に行われた大学日本代表との壮行試合では1回3分の2を無失点に抑えた。 【写真...
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新チームづくりは苦戦の予感…春夏甲子園出場の“強い3年”がもたらした弊害
甲子園の決勝は慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)の連覇を阻み、2度目の優勝を飾って幕を閉じました。 一部の球児は8月31日に開幕するU18ベースボールワールドカップに向け、世界一を目標に夏を続けていますが、私の目は次に向いてい...
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早大が高校有望株乱獲へ大攻勢! U18代表、麟太郎、甲子園V選手まで…慶応には負けられない
「ワセダへの進学が一番多いのではないか」 あるアマ球界関係者がこう言うのは、U18高校日本代表メンバー20人についてだ。 28日に行われた大学日本代表との壮行試合で先発した前田悠伍(大阪桐蔭)ら複数選手がプロ入りを希望...
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東洋大・細野晴希がU18壮行試合で高校生圧倒も…158キロドラ1候補にプロの目が厳しい理由
28日のU18日本代表と大学日本代表との壮行試合で、東洋大の左腕・細野晴希(4年)が1回を無失点2奪三振。高校生を圧倒した。自己最速を3キロ更新する158キロをマークするなど、150キロ台を連発。電光掲示板に球速が表示されるたびに観...
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大阪桐蔭・前田悠伍のスカウト評価が真っ二つ…左膝“粉砕”死球後、悠々キャッチボールの波紋
鈍い音が球場に響き、打者はのたうち回りながら悶絶した。 31日に開幕するU18ベースボールワールドカップに向け、高校野球日本代表が合宿を行っている。28日は大学日本代表チームとの壮行試合を開催。エースナンバー「18」をつけて...
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馬淵史郎監督を直撃!世界一厳しい練習をしている日本が野球U18W杯で優勝できないのはなぜ
8月31日に開幕するU18ベースボールワールドカップに向け、高校日本代表合宿が始まった。25日は都内で早大との練習試合を実施。夏の甲子園決勝に出場した慶応(神奈川)と仙台育英(宮城)の選手5人は同日に合流したが、試合には出なかった。...
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甲子園Vの慶応「エンジョイベースボール」…プロでも指導者が目指すべきところは同じだ
夏の甲子園は、「エンジョイベースボール」を標榜する神奈川・慶応高校の優勝で幕を閉じた。 印象に残ったのは、ピンチでも笑顔を浮かべ、下を向く選手がいなかったこと。大舞台で戦っているプレッシャーなどないかのようだった。これは、慶...
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U18W杯日本代表がメダルに意気込みも…慶応・丸田湊斗は“馬淵管理野球”に耐えられる?
24日、台湾で開催されるU18W杯日本代表の結団式が開かれ、馬淵史郎監督(67)は「日本の高校野球のマナーや野球への取り組み方を世界に発信しながらメダルを目指し、一致団結して頑張っていきたい」と決意表明した。 国内合宿を経て...
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慶応ブランド上等! 全国の野球学校は「高校野球の常識」を覆されて黙っちゃいない
甲子園球場をギッシリ埋めた満員のスタンドは、107年ぶりの歓喜に沸いた。 決勝が23日に行われ、慶応(神奈川)が史上7校目の夏連覇を狙った仙台育英(宮城)を破り、1916年以来となる2度目の優勝を果たした。 【写真】こ...
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今秋ドラフトで“上位”指名の有力視、球団スカウトの評価を上げた「甲子園球児3人」の名前
夏の甲子園は慶応の107年ぶり優勝で幕を閉じたが、ネット裏に選手をチェックするスカウトの姿はほとんどない。すでに評価を終え、それぞれの持ち場へ戻っているからだ。とっくにスカウト会議を終えている球団もある。 【写真】この記事の関...
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107年ぶり甲子園Vの慶応“髪型自由”にヤクルト村上宗隆も…九州学院時代の爆笑エピソード
23日の夏の甲子園決勝は、慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)を破り、107年ぶり2度目の夏全国制覇を果たした。 「エンジョイベースボール」をモットーに、髪型は自由、短時間練習で自主練習中心……という、野球学校とは一線を画した慶応...
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慶応優勝で高校野球は変わるのか 甲子園を席巻した快挙の秘密と朝日の狼狽
夏の甲子園が異常な盛り上がりを見せた。主役は107年ぶりに全国優勝を果たした慶応(神奈川)だ。 「テレビのワイドショーでも連日、慶応の快進撃を取り上げているのは、他の野球強豪校とは明らかに一線を画しているからです。前監督時代か...
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U18選外で花巻東・麟太郎の進路問題はこれからが本番…大学かプロか、双方の動向と思惑
甲子園準々決勝で敗れた花巻東の佐々木麟太郎(3年)。22日に発表されたU18日本代表メンバーは選外となり、10月の鹿児島国体に向けて調整を進めることになりそうだ。 注目の進路について麟太郎本人は「岩手に戻ってから決めると思い...
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慶応が107年ぶり全国制覇! 仙台育英から13安打8得点「エンジョイベースボール」で頂点に
慶応(神奈川)が全国3744校(3486チーム)の頂点に立った。 23日の決勝で昨夏の優勝校、仙台育英(宮城)を8-2で撃破。1916年以来、実に107年ぶりの全国制覇を成し遂げた慶応ナインはゲームセットの瞬間、マウンドに集...
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慶応が甲子園107年ぶり優勝も…「いけ好かない」のはナゼ? 早稲田はそうでもないのに
夏の全国高校野球は決勝が23日に行われ、慶応高校(神奈川)が107年ぶりの優勝で幕を閉じた。SNSでは前日から、史上7校目の連覇を目指した仙台育英高校(宮城)とどちらを応援するのか話題になっていたが、圧倒的に多かったのが“慶応ブラン...
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気持ちを切り替えることも必要だが、“ただの負け”で終わらせたら成長はない
専大松戸は16日の土浦日大(茨城)戦に6-10で敗れ、甲子園のベスト8を逃しました。 正直に言うと、悔しい。選手たちも全力で挑みましたが、力が及びませんでした。運やツキに見放された部分もあったと思う。それでも、やはり夏の甲子...