107年ぶり甲子園Vの慶応“髪型自由”にヤクルト村上宗隆も…九州学院時代の爆笑エピソード

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 23日の夏の甲子園決勝は、慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)を破り、107年ぶり2度目の夏全国制覇を果たした。

「エンジョイベースボール」をモットーに、髪型は自由、短時間練習で自主練習中心……という、野球学校とは一線を画した慶応だが、今から数年前、昨季三冠王のヤクルト村上宗隆(23)をその自由なスタイルで驚愕させていたという。

 村上が九州学院(熊本)時代のこと。練習試合で神奈川・日吉の慶応野球部グランドに足を運んだ。

 慶応高校のOBによると、村上はその試合で豪快なアーチをかっ飛ばした。同校のグラウンドの外野には、通称「ビッグ・ネット」と呼ばれる高さ25メートルのネットがそびえたっている。外野フェンスまで90メートルほどなので、ネットを超えるのは相当な飛距離が必要だが、村上はそのビッグ・ネットを超える大飛球を放った。

 慶応ナインは当時、村上の規格外のパワーに思わずため息を漏らしたのだが、そのOBによると、試合前にはこんなエピソードがあったという。

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