東洋大・細野晴希がU18壮行試合で高校生圧倒も…158キロドラ1候補にプロの目が厳しい理由
28日のU18日本代表と大学日本代表との壮行試合で、東洋大の左腕・細野晴希(4年)が1回を無失点2奪三振。高校生を圧倒した。自己最速を3キロ更新する158キロをマークするなど、150キロ台を連発。電光掲示板に球速が表示されるたびに観客が大きくどよめき、試合後の会見では「大人数の前での投球は楽しかった」と話した。
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複数球団が1位候補に挙げる今秋ドラフトの目玉候補のひとり。だが、ネット裏で観戦していたある球団のスカウトはこう言った。
「今日はどちらかといえばいい方の細野ではありました。もともと調子にムラがあり、いい時とダメな時の差が激しい。今日もスピードは出ていたが、課題のコントロールにはバラつきがあった。150キロ超の球の強さがウリですが、問題はそれをどうやって制球できるかということ。制球難という面ではまだまだ課題が残ります」
もともと右打者への内角攻めができないなど、制球難が課題とされている。左腕で158キロはそれだけで魅力だが、ドラフト1位候補だけにプロの目はよりシビアになるようだ。