大相撲
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理事選で露呈した元横綱・白鵬の人望のなさ…票集めで“身内”モンゴル出身親方から総スカン
現役時代の実績がどうあれ、道を踏み外してはアウトである。 弟子の北青鵬による暴力騒動で、2階級降格などの厳罰を受けた宮城野親方(39=元横綱白鵬)。日本相撲協会から「師匠失格」の烙印を押され、今場所は大島部屋付きの玉垣親方(...
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横綱照ノ富士「手負いの怒髪天」に対戦力士は戦々恐々…キレると発動する乱暴相撲
手負いの獣は恐ろしい。人間もまた然りである。 3月場所の出場を明言した横綱照ノ富士(32)。出場の可否を問われた際、「出るに決まってる。最近、休場ばかりだから聞かれるんだろうけど」とムッとして言ったことからもわかるように、「...
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角界で“隠れモンゴル力士”囲い込みますます蔓延…入門時「日本在住10年」が抜け道に
外国人力士すべてが悪いわけではないが……。 兄弟弟子に暴力などを振るったことが明るみに出て、引退に追い込まれた宮城野部屋の北青鵬(22)。モンゴル生まれで、5歳時に札幌に移住。相撲部屋は原則「1部屋1人」の外国人枠があるもの...
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満身創痍の横綱照ノ富士が3月場所出場明言も…元横綱・白鵬の醜聞を吹き飛ばせるか
完走してくれ──が相撲協会の本音だとか。 6日、横綱照ノ富士(32)が3月場所(10日初日)の出場を明言。 報道陣に出場の可否を問われ、 「出るに決まってる」 と答えた。 照ノ富士は先場所を13...
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下積み時代のポール牧さんの無断居候を「知ってたよ」…黙認していた元横綱栃錦の懐の広さ
「指パッチン」で知られたコメディアンのポール牧さんが、1970年代にコント・ラッキー7で売れるまでの下積み時代、春日野部屋に居候していたエピソードは知る人ぞ知る。 春日野親方(元横綱栃錦)に内緒で若い衆の大部屋で寝泊まりしてい...
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3月場所で陸奥部屋閉鎖…相撲部屋は継承よりも「独立ラッシュ」突入待ったなし
JR両国駅からも国技館からも徒歩1分。最高の立地であるはずの陸奥部屋が、3月場所限りで閉鎖する。昨1日、陸奥親方(元大関霧島)が明らかにした。 陸奥親方は4月に65歳の定年を迎える。再雇用制度を使えば70歳まで「参与」として...
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元横綱・白鵬は力士「外出禁止中」にマスク姿で買い物? 病院通い? 部屋には英語の張り紙も
元横綱白鵬の宮城野親方(38)は、きょう(28日)もダンマリを決め込んだ。 弟子の北青鵬の暴力問題で年寄への2階級降格処分を受けた同親方はこの日の朝、<稽古の取材と見学お断り>の張り紙が掲出されている大阪市内の宮城野部屋宿舎...
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元横綱・白鵬が「師匠失格」でも宮城野部屋を潰せない複雑事情…解散で悲鳴をあげるのは審判部
弟子の暴力と隠ぺい、側近による口止め工作がバレて、2階級降格処分と20%減俸3カ月の厳罰を食らった宮城野親方(38=元横綱白鵬)。師匠をはく奪された宮城野親方に代わり、3月場所までは玉垣親方(59=元小結智乃花)が師匠代行を務める。...
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元横綱・白鵬の「師匠代行」玉垣親方の素性と評判…異色の経歴、27歳で角界入りの元教師
関連記事【相撲協会をブチギレさせた白鵬の姑息なメディア工作、イジメ黙認、変わらぬ傲慢ぶり】からつづく。 ◇ ◇ ◇ 肩身が狭くなったとしても、自業自得である。 弟子の暴力と隠蔽、側近による口止め工作がバレ...
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元横綱・白鵬「部屋付き親方」はむしろプラス…弟子による暴行で厳罰でも理事長狙う厚顔
弟子の監督不行き届きと、北青鵬の暴力を知りながら黙認、隠蔽していたことなどで日本相撲協会から2階級降格と減俸の処分を食らった宮城野親方(38=元横綱白鵬)。 3月の春場所は所属する伊勢ケ浜一門の別の親方が師匠代行を務め、4月...
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元横綱・白鵬は「廃業」待ったナシ…北青鵬暴力騒動の厳罰処分に貴乃花親方がいつか来た道
「師匠としての素養、自覚が大きく欠如している」 宮城野部屋の北青鵬(22)による弟弟子への暴力問題。昨23日、日本相撲協会は師匠の宮城野親方(38=元横綱白鵬)を厳しく叱責した。 同時に北青鵬の暴力行為に対する調査結果...
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元横綱・白鵬ますます遠ざかる「理事長」の座…弟子の不祥事で2階級降格&報酬減額のWパンチ
これは理事から理事長への階段を上がりたい宮城野親方(38=元横綱白鵬)にとって大きな痛手になる。 日本相撲協会のコンプライアンス委員会が、宮城野親方の委員から年寄への2階級降格と減俸の処分案をまとめた。弟子の幕内北青鵬(22...
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「地球を持ち上げるようにせり上がるんだ」琴ノ若に祖父・琴桜の教えは受け継がれるか
琴ノ若の大関昇進で、祖父・元横綱琴桜(先代佐渡ケ嶽親方=円内)の存在がクローズアップされている。17年前に66歳で病没したが、健在ならさぞ喜んだことだろう。 現役時代は強烈なぶちかましとのど輪で「猛牛」と呼ばれる半面、もろさ...
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朝乃山が天国の師匠に決意も…直面する大関復帰の高すぎるハードル
昨年11月に67歳で死去した先代高砂親方(元大関朝潮)のお別れの会が5日、都内で行われた。 相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や元横綱朝青龍ら350人が参列する中、「大関に戻れるよう、天国から見守ってほしい」と話したのは弟...
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新大関・琴ノ若と師匠父子には賜杯獲得という悲願が…「鬼の居ぬ間」が最大のチャンス
「大関の名に恥じぬよう、感謝の気持ちを持って相撲道に精進してまいります」 新大関・琴ノ若(26)が昇進の口上を述べた。 31日に行われた大関昇進伝達式。3月場所は現在のしこ名のまま、父にして師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴...
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怪力力士・元大関栃ノ心「最後の晴れ舞台」…現在は会社経営、ジョージアワイン輸入販売を手がける
怪力力士として名を馳せた元大関栃ノ心の「引退断髪披露大相撲」が、2月4日(日)に国技館で行われる。 ジョージア出身の栃ノ心は2005年に18歳で来日し、春日野部屋に入門。06年3月場所で初土俵を踏み、08年5月場所で新入幕。...
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横綱照ノ富士 4場所ぶり「復活V」で年内は安泰…横審と協会を黙らせ“延命”に追い風
元横綱白鵬(現宮城野親方)が「今の横綱に四つで勝てる力士はいない」と言えば、元横綱鶴竜(現音羽山親方)も「やっぱり最後は横綱が締める。そんな強い横綱を誰が倒す? となるのがまた面白い」とうなずく。 4場所ぶり9度目の賜杯を手...
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元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす
欧州出身の力士が増えるなか、この人の人気はとくに高かった。ジョージア出身の栃ノ心さんだ。米俳優ニコラス・ケイジ似の整った顔立ちに加え、一度は幕下に陥落しながら復活。2018年に幕内最高優勝を果たし、大関にまで上り詰めた。昨年5月に引...
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井筒3兄弟・寺尾の父親・鶴ヶ嶺もマジメで言葉少ない相撲取りだった
「ドキュメント 師弟」という連載で、井筒親方と逆鉾を取り上げたことがある。フリーになってまもなくで40年ほど前のことだった。逆鉾は寺尾の兄で、その上にもう1人、やはり力士になった兄がいて、井筒3兄弟と言われた。3兄弟とも、いまでいうイ...
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横綱照ノ富士の恐るべき「2度目のモデルチェンジ」 剛腕で琴ノ若下し優勝戦線トップタイ
剛腕炸裂──である。 横綱照ノ富士(32)が結びの一番で関脇・琴ノ若を撃破。これで1敗力士は不在となり、照ノ富士、大関霧島、琴ノ若の3人が2敗。3敗の大関豊昇龍が彼らを追う形となった。 この日は立ち合いで差しに来た琴...
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島津海は「南国の叩き上げ」…12年前に入門し27歳で新入幕、ようやく花開く
年齢を考えれば、むしろこれからの力士だ。 入門は12年前の2012年。相撲の盛んな種子島に生まれたものの、中学時代はバスケに熱中するなど、当初はプロ入りには興味がなかった。 しかし、父の知り合いで、当時「松ケ根」を襲...
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「横綱になれば大きな鱗のワニ革のネクタイもできる」 元横綱初代若乃花が弟子に自慢した
関取衆から、若い時に兄弟子たちのいない稽古土俵で、こっそり横綱土俵入りをしてみたと聞いたことが何度かある。初場所で綱とりに挑んだ霧島も、横綱は入門した時からの目標だという。 横綱になったらどんな世界が待っているのか。元横綱鶴...
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新入幕・大の里「10日目 関脇戦」の裏に相撲協会の“苦い思い出”…番付より賜杯争い優先
なぜ、小細工に走ってしまったのか……。 「数十年に1人の大器」と期待され、関脇琴ノ若(26)と並んでトップの1敗をキープしていた大の里(23)。 23日はその両者が激突した──が、結果は大の里の完敗だった。ここまで強烈...
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横綱が「決断する時」とは…八角理事長&芝田山親方の元横綱2人が心境を赤裸々吐露
一人横綱の照ノ富士の体はすでにボロボロ。両ヒザと腰にバクダンを抱え、糖尿病も患っている。昨年は5場所休場し、4場所が全休。皆勤は1場所のみだった。照ノ富士にもいつか引退する日は来る。 横綱はどんな心境で「その時」を決断するの...
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かつての横綱が“満身創痍”照ノ富士を語る「本人が一番つらいはず」と八角理事長&芝田山広報部長
「その時」はいつかやってくる。 途中休場した昨年7月場所以来、3場所ぶりに土俵に復帰した横綱照ノ富士(32)。22日は錦木と対戦。立ち合いで相手の左腕をきめ、投げで体勢を崩してから右差し左上手の型で寄り切った。 これで...
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実家が被災した大の里泰輝は「横綱3度」の相撲エリート…白鵬も欲しがった数十年に一人の逸材
角界では「数十年に一人の逸材」と評判だ。 相撲が盛んな石川県津幡町に生まれ、北陸でも相撲強豪校として知られる糸魚川市立能生中、新潟県立海洋高に相撲留学。日体大では学生横綱1回、アマチュア横綱2回の栄冠を手にし、昨年3月、幕下...
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大関霧島 痛恨2敗目に茫然自失、昇進に暗雲…綱とりに「あとひとつ」足りないもの
今場所に綱とりがかかっている大関霧島(27)が21日、翔猿に手痛い黒星を喫した。これで2敗目となり、悲願の昇進が一歩遠のいてしまった。 霧島は立ち合いから「まわしは取らせまい」とばかりに、突っ張りや張り手を繰り出す翔猿に対し...
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関脇・琴ノ若の「大関とり」場所前から認定は親の欲目? 過去を見ても“異例中の異例”
強いことは強いのだが……。 18日、関脇の琴ノ若(26)が宇良と対戦。素早い相撲に対処し、最後は背中を向けた相手を送り出した。負けなしの5連勝は朝乃山と並ぶ賜杯戦線のトップタイだ。 琴ノ若は今場所に大関とりがかかって...
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大関・貴景勝「頚椎負傷」で休場届、8度目カド番確定も…“まだ引退できない”複雑事情
土俵が「元大関」だらけになりかねない。 17日、大関貴景勝(27)が相撲協会に休場届を提出。「頚椎症性神経根症で2週間程度の安静加療を要する見込み」と診断され、再出場はしない意向。2日目の熱海富士戦で痛めたもので、師匠の常盤...
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大関・霧島もっか初日から3連勝!“ドタバタ横綱”照ノ富士とは対照的な安定感
相手の攻めにも慌てることなく、冷静に対処した。 先場所優勝し、今場所綱とりがかかる大関霧島(27)は16日の3日目に熱海富士と対戦。立ち合いで186センチ、181キロの巨漢に押され、土俵際まで押し込まれたものの強靱な粘り腰で...