一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

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 一に稽古、二に稽古、三、四がなくて五に稽古である。

 5月場所で初賜杯を掴んだ大の里(23)。昨27日、所属する二所ノ関部屋で行われた一夜明け会見では「実感が湧いた」と笑顔を見せ、「上に上に駆け上がりたい」と今後の抱負を語った。

 そんな大の里を一門の親方衆が語る際、必ずといっていいほど出てくるのが稽古への言及だ。

 優勝が決まった直後、高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は報道陣の囲み取材中、3回もこの言葉を使った。

「(大の里は)強いな、と。後はしっかり稽古をして、ケガなく体をつくってほしい」

「まずは稽古。稽古をしないとケガをする」

「まだ若いし、どれだけ強くなるのか。そのためにも稽古」

 芝田山親方(元横綱大乃国)も本紙に、「まだまだ稽古が足りない。1時間やそこらの稽古で息が上がってるようではね」と話していた。

 いずれも一門連合稽古で大の里の稽古を見ている。そこで物足りなく映っているからこその指摘だろう。

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