大の里は気合十分! 4月に発覚した未成年力士へのアルハラ&パワハラ疑惑もどこ吹く風

公開日: 更新日:

大の里(小結/23歳・二所ノ関部屋)

 12日に初日を迎えた大相撲5月場所。先場所、110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士は休場となったものの、苛烈な賜杯争いが予想される。果たして、誰が頂点に立つのか。優勝候補力士の抱える強みや課題を追った。

  ◇  ◇  ◇

「評判は良い子だったのに、人はわかりませんね……」

 こう言ってため息をつくのは、二所ノ関一門ではない、他一門の親方だ。

 新入幕の今年1月場所から2場所連続11勝4敗。幕下付け出しから所要6場所での新三役は、史上2位のスピード出世記録だ。

 そんな気鋭の若手に4月、振りかかったのが飲酒スキャンダルだ。十両だった昨年9月、幕下以下の未成年力士と酒を飲み、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)と共に厳重注意処分を食らった。一部報道では「大の里が未成年力士へのイジメに加担し、飲酒を強要した」とあり、アルハラ、パワハラ疑惑も持たれている。

 冒頭の親方が言う。

「ファンや関係者にも丁寧に接し、別の一門の親方に会った時も、きちんと挨拶をする。礼儀正しい子と思っていただけに、飲酒事件はショックですよ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇