ヤクルト小川泰弘が崖っぷちから復調アピール!92球“マダックス”達成で高津監督も《文句はつけられない》
「文句はつけられない」とは、ヤクルトの高津監督。そりゃ、そうだ。
昨3日の広島戦に先発した小川泰弘(34)がわずか92球、被安打2で9回シャットアウト。神宮の「ライアン」が3年ぶりの完封勝利を100球未満の「マダックス」で達成し、スタンドからの大歓声を浴びた。
昨季はプロ13年でワーストの2勝(5敗)、防御率4.65。5度の登録抹消を経験し、12試合の登板に終わった。2020年に結んだ4年契約が切れ、今季は単年契約。背水の覚悟で14年目のシーズンを迎えた。
2月の沖縄キャンプではプロ14年目にして新球シンカーの習得に励み、現役時代にそのシンカーを決め球にしていた高津監督に教えを請うた。臨時コーチの古田元監督にも積極的にアドバイスを求め、昨季は一時的に辞めていた代名詞でもある左足を大きく上げるフォームにも戻した。昨季終了後から、可動域を広げる新たなトレーニングにも取り組んでいた。
この日は27個のアウトのうち、15個がフライアウト。「直球の威力が戻った証拠」とはヤクルトOB。たった1試合とはいえ、今季も投手の台所事情が苦しいチームにあって、小川の復調は一筋の光となりそうだ。