なぜ女子ゴルフ界にスライサーが増えた?桑木志帆も持ち球で「資生堂レディス」リベンジV

公開日: 更新日:

【資生堂レディス】

 昨年の大会はプレーオフで櫻井心那(20)に負けて大粒の涙を流した桑木志帆(21)。同じ舞台でツアー初優勝を遂げ、歓喜の涙となった。

 悪天候で2日目が中止となり54ホールに短縮された今大会の最終日。桑木は通算9アンダーの堀琴音(28)に1打差2位から発進。終盤は堀と一騎打ちとなり、通算11アンダーで逆転した。

「今は初優勝をした実感がなくて、何を言おうか頭が真っ白なんですが、去年の忘れ物を取りに来れて本当に良かった」

 優勝スピーチでこう語った桑木。今季の平均飛距離は248.33ヤード、時には260ヤード以上飛ばすこともある。65をマークして首位に立った初日には、「去年(約239ヤード)より全然違うぐらい飛んでいる。持つ番手が短い分、ピンに絡めてるかなって感じ」とコメントしている。

 その桑木の持ち球はフェードというよりスライス。優勝を争った堀や今季3勝の竹田麗央(21)、桑木とプロ入り同期で仲の良い佐久間朱莉(21)や原英莉花(25)もそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇