人間が面白い
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「幕末の女医楠本イネ」宇神幸男著
幕末から明治にかけて産科・外科の女医として生きた楠本イネ。吉村昭の小説「ふぉん・しいほるとの娘」や司馬遼太郎の「花神」などに描かれ、「オランダおいね」の呼び名でも知られるが、その生涯は不明なことばか…
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「父・横山やすし伝説」木村一八著
人気漫才コンビ「やす・きよ」の横山やすし(本名・木村雄二)が死去してから22年。長男の木村一八が、素顔の父親を語り下ろした。といっても、父親の浮気性な「暴れん坊」のせいで、家庭の事情は少々複雑。著者…
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「演技する道化 サダキチ・ハートマン伝」田野勲著
長年にわたって20世紀のアメリカ文化を研究してきた著者は、資料の中でしばしばサダキチ・ハートマンの名と出合った。芸術について熱い論評を繰り広げるこの男は一体、何者なのか。その足跡をたどる旅が始まった…
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「神になりたかった男 徳田虎雄」山岡淳一郎著
世界有数の医療グループ徳洲会を一代で築き上げた男の人生は、壮絶極まりない。善と悪、聖と俗、使命感と欲望が混然と入り交じる。彼を知る人々への丹念な取材を通してその実像に迫った人物評伝。 193…
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「ストックホルムへの廻り道 私の履歴書」大村智著
微生物が作り出す有用な抗生物質の研究によって、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した化学者・大村智は、昭和10年、山梨県の山村に生まれた。5人兄弟姉妹の長男で、活発な子供だった。泥んこになって…
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「ストリップの帝王」八木澤高明著
かつてストリップ界の帝王と呼ばれていた男がいる。瀧口義弘。1941年、福岡生まれ。福岡相互銀行(現・西日本シティ銀行)でサラリーマン生活を送っていた彼の人生は、34歳のとき、大きく変転する。ある日、…
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「伝説の女傑 浅草ロック座の母」齋藤智恵子著
戦後間もない昭和22年、浅草ロック座は日本で初のストリップ専門劇場としてオープンした。このロック座を買い取り、業界唯一の女経営者として凄腕を振るった伝説の女傑の一代記。 大正15年、蔵王の麓…
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「絶滅危惧職、講談師を生きる」神田松之丞著 聞き手/杉江松恋
落語人気は高まっているのに、講談は演者もファンも減る一方の滅びかけの芸。そんな講談界に飛び込み、ひとり気を吐いている若手男性講談師がいる。神田松之丞。彼はなぜ講談師を志し、何を目指しているのか。演芸…
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「いのちの旅人 評伝・灰谷健次郎」新海均著
高い評価を受けた児童文学「兎の眼」や「太陽の子」で知られるミリオンセラー作家、灰谷健次郎。その作品が人の心をつかむのはなぜか。創作の根源に迫る人物伝。 灰谷は1934年、神戸市で7人きょうだ…
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「女が美しい国は戦争をしない」小川智子著
美容家・メイ牛山は、生涯を懸けて女性の美しさを追求したパイオニアだった。本名、高根マサコ。明治44年、山口県防府生まれ。塩田で働いていた父を早くに亡くし、母の手伝いをしながら育った。手先が器用で働き…
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「秋田實 笑いの変遷」藤田富美恵著
漫才をはじめとするお笑い芸人は、今の若者にとって憧れの仕事のひとつ。このお笑い隆盛の土台をつくったのは「近代漫才の父」といわれるこの人だ。昭和52年、72歳で他界した後、膨大な資料が残されていた。小…
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「翔ぶ夢、生きる力俳優・石坂浩二自伝」石坂浩二著
アイドル並みの人気若手俳優として世に現れた石坂浩二が、今や76歳。大河ドラマ「天と地と」、金田一耕助シリーズ、4代目水戸黄門など幅広い役を演じ、「スター千一夜」や「開運!なんでも鑑定団」の司会役も務…
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「変節と愛国 外交官・牛場信彦の生涯」浅海保著
戦後生まれの日本人の多くは、牛場信彦の名を駐米大使として記憶しているのではないだろうか。吉田茂が主導した対米重視路線の先兵を務めた人物である。 牛場は戦前、若手外交官として赴任していたベルリ…
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「裸の巨人」阿久真子著
サブカルチャーとエロが咲き誇った時代に、やりたい放題やって、成功と破滅を体験した男は、古希を目前にした今、6畳一間に一人で住み、一心不乱に絵を描き、塩むすびのうまさをかみしめている。 山崎紀…
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「ヨコハマメリー」中村高寛著
横浜にかつて、白化粧に白いドレスの老娼婦がいた。大きな人形、それとも幽霊? 「ハマのメリーさん」は噂でも都市伝説でもなく、実在した。戦後、米兵相手の娼婦をしていたが、時代が移り、年老いても、…
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「コックリさんの父」岡本和明・辻堂真理著
1970年代、日本にオカルトブームが到来した。 スプーン曲げ、コックリさん、心霊写真、透視予知……。超常現象の数々がメディアで繰り返し取り上げられ、人々の好奇心をかき立てた。 ある…
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「石橋湛山」増田弘著
「体系だった理論と、徹底した合理主義、常識など意に介さぬ独創性、タフな精神力と溢れ出る熱情、いくつもの抽出しを持つスペシャリストでジェネラリスト……」 45年にわたって湛山研究を続けてきた著者…
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「子規の音」森まゆみ著
病苦と壮絶な闘いをしながら、俳句と短歌を革新し、34歳の若さで没した正岡子規。子規の評伝は数多いが、この本はいわゆる伝記とは趣を異にする。 子規が暮らした明治20年から30年ごろの、東京の風…
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「女子プロレスラー小畑千代」秋山訓子著
日本の女子プロレスは、60年以上の歴史を持つ。小畑千代は、女子プロレスラーの草分け的なスターで、1955年のデビュー以来、21年の長きにわたる現役生活を送った。男のものだった格闘技の世界に飛び込み、…
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「美輪明宏と『ヨイトマケの唄』」佐藤剛著
2012年の大晦日。77歳の美輪明宏は、NHK紅白歌合戦に初出演、黒い衣装に身を包み、「ヨイトマケの唄」を歌った。圧倒的な歌の力と存在感が、視聴者を強く揺さぶった。丸山明宏と名乗っていた若き日の美輪…