間寛平 法廷が爆笑に包まれたアメマ裁判

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 番組司会の太平サブロー・シローに「アメママンがえらい人気が出てきた。にいやん、バッジ作ったら当たりまっせ!」と言われて、寛平はすっかりその気になった。

 本来、キャラクターグッズは局が作るものなのに、借金を返すために「一発当てたろう」と、アメマバッジ10万個を発注する。バッジは横にスイッチがあり、緑と赤色の目が交互に点滅するもので、原価630円。1500円で販売する予定だった。

 しかし、その時すでに番組の終了が決定していた。アメマバッジが完成した後、2週にわたってプレゼントとして紹介したが、3週目で番組は終了。寛平の手元には大量のバッジが残り、業者から6000万円以上を請求される騒ぎとなった。

 代金を支払えない寛平を相手に製作業者は、「アメマバッジの契約にハンコを押したのだから、バッジのお金を払ってもらわないといけない」と裁判を起こした。

 これに寛平は「契約書読んでも、甲は誰で、乙が誰か、さっぱりわからんのですわ!」という状況。裁判で「いや、アメマバッジに、何でこんなん1個630円かかるねん。こんなもん、ICが入ってるとかどうのこうの言うてるけど、入ってへんやん」と主張した。もっとも、アメマを知らない裁判官が「アメマとはどういう意味ですか?」と真面目に尋ねたのに対して、「アーメマー」とギャグを披露する。理解できなかった裁判官が再度尋ねると再び「アーメマー」。法廷は爆笑の渦に包まれた。

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