連ドラ初監督 傘寿を迎える愛川欽也の“八面六臂”
来年80歳を迎える愛川欽也が、ここにきて活動を活発化させている。
まずは3日からBS11でスタートする「港古志郎警視」(毎週火曜、夜7時~)。主役の港古志郎を演じるのはもちろん、制作・監督も愛川が担当している。愛川はこれまでも「さよならモロッコ」など映画の監督は経験しているが、連続ドラマの監督は初めて。
愛川と「警視」といえば、どうしたって代表作「東京メグレ警視」を真っ先に想像するが、「港――」は制作・監督も兼ねているということで、もっとまったりとして、まるでフランス映画を思わせる仕上がりになっているという。
もうひとつ、愛川が意欲的に取り組んでいるのが、70年代に菅原文太と組んで大ヒットさせた映画「トラック野郎」シリーズ(鈴木則文監督)のブルーレイ化。これまでもビデオやDVDにはなっているが、ファンからの要望もあって、このほど全10作をブルーレイ化することとした。発売は来年2月から。
文太演じる「一番星」と愛川の「やもめのジョナサン」の活躍を懐かしく思う世代には待望のシリーズになること請け合いだ。