ゴースト「新垣氏はいいコ」 起用継続決めた映画社の言い分
世間に嘘八百デタラメの疑いを抱かせたまま、雲隠れしている自称作曲家に対し、ゴーストライターとして片棒担ぎを懺悔(ざんげ)した新垣隆氏(43)には一筋の光明が――。
25歳の頃から18年間、非常勤講師を務めてきた桐朋学園大学には新垣氏の教え子や音楽関係者らの署名が寄せられ、決定が下された退職がいったん、白紙に。先週に入り、改めて本人が辞表を提出したと、一部メディアが報じた。
大学側に問い合わせてみると、「HPで発表していることがすべて。他のコメントは差し控えさせていただきます」(総務部)。
とりあえず「精査した上で厳正に対処する」という発表で勘弁してくれよ、ということらしいが、長年、新垣氏に仕事を依頼していた「マツダ映画社」専務の松戸誠氏は、「本人の意向もあるでしょうが」と前置きした上で“続投”を明らかにした。
同社は無声映画に生演奏をつけた上映会を開催しており、新垣氏が所属する合奏団「カラード・モノトーン」が演奏を担当。騒動が明るみになって以降、主催者側から、メンバー差し替えを求める声も上がっているというが……。