コージー冨田が酔った客のヤジで学んだ“プロの流儀”
■飲み方を変える契機になった西田敏行の言葉
30代は毎晩、六本木にいましたよ。プロデューサーさんとかお世話になってる方からいつ呼び出されてもいいように。「今どこ?」「六本木です」「じゃ××来なよ」と呼ばれる。そのころは夜は六本木にいないと不安でした(笑い)。
一緒に番組やってた、おさるとはしょっちゅう飲んでた。酔ったムキムキの男と太った丸刈りの男が黒いTシャツ着てふたりで渋谷にいると、たいていはホモだと間違われましたね。
若い時はそうでもなかったけど、僕は二日酔いがひどい。ずっと具合が悪くてどんよりしてる。それに飲みすぎると声が変わってモノマネに影響してしまう。最近は、翌朝早いのに仕事の人とお付き合いで飲む場合、水やお茶で我慢できるようになりました。さらに、酔った時のしゃべりのテンションを酔ってなくても持てるようになった。そうするきっかけは西田敏行さんの言葉。
「(真似て)付き合いだからってぇ飲んでるとぉ体壊すから、酒の席ではねぇ、飲まずに盛り上がるのも、大事だよぉ」と。西田さんは一時期、体を壊されたことがありましたから、すげえ飲んでた僕を心配してくれたみたいです。