「東宝にしてみれば、製作費の捻出もせず、労せずして収益を確保できたことは大きい。ただ、ゴジラは東宝の宝のような作品。日本発のゴジラ映画を世界に発信するのが本来の姿で、より大きく稼ぐべく、もっと貪欲でいい」(映画ジャーナリストの大高宏雄氏)
(5)続編はあるのか
ハリウッド版ゴジラの続編のニュースが早くも流れている。同じ監督でしかも、モスラやラドンの登場もあるというから驚きである。「ゴジラ対モスラ」がハリウッドの優れたCG技術で描かれるのは、ちょっとワクワクする。
「日本も続編で製作に参加するくらいの姿勢があると面白い」(大高宏雄氏=前出)という指摘もある。