元仮面ライダー賀集利樹 国学院大で神道を専攻した理由語る
1971年から放送がスタートした仮面ライダーシリーズ。2000年からオダギリジョー、佐藤健といった“平成イケメンライダー”が登場し、一緒に見ている子供よりも夢中になってしまう母親が続出した。01年、「仮面ライダーアギト」で主演したのが賀集利樹さん(35)だ。今どうしているのか。
「神職の格好を期待されてた?申し訳ない。ボクは神道そのものを勉強したのであって、神職を目指したわけじゃないんです」
渋谷区にある国学院大学のキャンパスで会った賀集さん、こう言って苦笑した。なぜいきなり「神職の格好」などという言葉が出てきたかといえば、09年、賀集さんは30歳で同大学の神道文化学部神道文化学科に社会人枠で入学、今年3月に卒業したのだ。
「4年生の時、浅野ゆう子さん主演の舞台『黒蜥蜴』は稽古から3カ月がかりだったために授業に出席できず、1年余計にかかっちゃいました。5年生の時にまだ20単位ほど残っていて、最後の2単位は追試でギリギリだった。自分でもよく卒業できたと思います」
30歳にして神道を学び始める。賀集さんにいったい何が起きたのか?