鈴木京香がネットカフェ初体験 「空き時間に行ってみたい」
現実から逃避しようとして家を捨てて、旅に出る――。
いわゆるロードムービーはドラマ、映画の定番のひとつだが、これに鈴木京香(46)が挑戦する。家族に疎外されている専業主婦・朋美を演じるNHK―BSプレミアムドラマ「だから荒野」(11日スタート・全8回/桐野夏生原作)。一家で食事に出かけ、そこでバカにされた朋美がブチ切れて、車を西に走らせるストーリーだ。
その道中で出会った女性に財布を取られ、トラックの運転手には「アンタ、いくら」と声を掛けられ、屈辱を味わう。絶望し、雨に濡れてヤケになっているところに老人と青年が現れ、成り行きで彼らと長崎に流れていくが、だれもが心に“荒野”を抱えていた――。
鈴木京香はこのドラマについてこう語る。
「“荒野”とかロードムービーというフレーズは男性のテーマと思っていたので、主婦がやるミスマッチが面白いと思います。どこに進むかわからない局面にポーンと置かれて、居場所についてやっと気がつくけど、朋美は“荒野”において一番必要な“水”は何か、どこにあるのかわからずにオロオロ迷っている女性です」