3年ぶり24%超え 「笑点」が火をつける日テレ“勝利の方程式”

公開日: 更新日:

 先週の「週間視聴率トップ30」(2月23日~3月1日)で、長寿番組「笑点」(日本テレビ系)が3年ぶりに24%超え(24.2%、ビデオリサーチ調べ、関東地区)を果たし、改めて関係者の間で話題になっている。

「笑点」の高視聴率は今に始まったことではないが、「笑点」から始まって「真相報道バンキシャ!」(17.1%)→「ザ!鉄腕!DASH!!」(同21.1%)→「世界の果てまでイッテQ!」(21.6%)→「行列のできる法律相談所」(20.8%)という日曜夜の流れが、日テレ3冠王の原動力になっているのだから、他局の関係者が羨ましがるのも当然だ。「笑点」の強みについては長らく「大いなるマンネリ」と言われてきたが、実はこんな見方も出てきている。

「マンネリに見えて実は少しずつ趣向も変えているんです。たとえばメーンの大喜利にしても、たまに『チーム対抗』にしてみたり、『派閥対抗』にしてみたり、アナウンサーを登場させたり……。大喜利の前の演芸コーナーも、ケーシー高峰や堺すすむなど大ベテランを出したかと思うと、カンカラやジキジキといったこれからの若手を出したりと、手を替え品を替え、攻めに行ってます」(制作関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動