「クロ現」完全アウト…NHK“ヤラセ”記者の評判とやったこと
多重債務者とブローカーが登場する緊張感漂う場面は番組のキモだ。それが“ガチ”のやりとりでなく、「配役」や「シナリオ」が事前にあった疑いが強い。これをヤラセと言わず、何と呼ぶのか。ヤラセでなければ、なぜ、ブローカーが、いちいち取材記者の同意を求める必要があるのか。支離滅裂だ。
報告書では、さらに記者が〈取材源を守る意味で、(松木氏に)『シラを切ってください』とお願いした。“やらせ”を否定してくれという意味ではない』と話している〉とまとめている。だが、松木氏はヤラセ報道を告発している本人である。名乗り出ている本人を守るもヘッタクレもないだろう。ヤラセを主導したと疑われているこの記者は一体、どんな人物なのか。
「早大雄弁会出身で、2001年に入局。警視庁担当などを経て、今は大阪放送局社会部に所属しています。身長170センチほどで、小太り。威圧的な態度で取材する記者ですね。かつて、同僚の女性職員との間でトラブルを起こし、大阪放送局に異動になったと週刊誌に報じられたことがあります。イケイケの性格は変わらないようで、今回も少し行き過ぎたのでしょう。調査委の聞き取りに対しても雄弁会の“本領”を発揮。あ~だ、こ~だと言い訳して『俺は何も悪くない』の一点張りです」(事情通)