最後のW杯終えた澤穂希めぐり早くもTV局で「大争奪戦」勃発
W杯カナダ大会後に引退が確実視される“なでしこジャパン”の澤穂希(36)を巡って、NHKをはじめ、民放各局が水面下で動き始めている。
「澤選手は引退したら日本サッカー協会が2023年女子W杯に向けた招致委員長への就任を要請するともっぱらです。澤は、女子サッカーの地位向上と育成、さらには知名度を上げるためにこのオファーを受けるといわれている。今後は協会の幹部候補生として第二の人生が約束されています」(サッカー関係者)
こうしたサッカー協会の動きに呼応するかのように動きだしたのがテレビ界だ。他局に先んじようとスポーツ局の担当プロデューサーやディレクターらが、チームをつくってオファー合戦を展開しているのである。
「招致委員長となれば広報を兼務する重要なポジション。当然、テレビなどの媒体に出演する大義名分が生まれるんです。となればタイミングさえ合えば番組出演を断る理由がないんですよ」(編成関係者)
■露骨な視聴率とスポンサー目当て
各局にとっては、2023年女子W杯の招致という建前とは裏腹に、決して表立って口にできない本音もあるという。